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2006年12月23日 (土)

悲しい想い出 2

クリオはとっても神経質な犬でした。

特に雷がダメでした。

犬だからなのか、まだ人間の耳には聴こえないくらいの小さな雷でも敏感に感じ取り、そわそわ落ち着かなくなり、段々雷が近づいてくると、パニック状態になってしまうのです。
そうなるともう手がつけられません。

飼い主も分からなくなり口から泡を吹いて痙攣を起こしそうになるんです。
その事はボランティアさんから聞いていなかったので、初めて目にした時は本当にこっちがパニックになりそうでした。。。

しかも、悪いことに雷は夏の間、いつどこで発生するかわかりません。
出かける時、毎日天気予報をチェックしていても、雨雲は急に発生するものです。。
近所までの買い物ならすぐに帰って来る事もできますが、遠出の場合はそうはいきません。

なので遠出の日は家の中に入れ、ケージに入れ、万が一雷が鳴っても大丈夫なように万全の注意を払っていました。
どこへ行ってもクリオの事が気になって本当に毎日ヒヤヒヤでした・・・。

そんなある日・・・。

買い物から帰ってきて、クリオが犬小屋の前で柵を乗り越えようとして亡くなっているのを発見したのです・・・。
最初はえ?・・・って感じで事態を把握できませんでした。

なんで??今日は雷鳴ってないよ!!

原因が分からずしばらく呆然としてしまいました。

おろおろしていると、近所の子供がやってきて、

『さっき、○○さんちの子達がここでバクチクやってたよ。』

と教えてくれたんです。。。

バクチク??なにそれ・・・。

あんなに雷には毎日注意していたのに、まさかバクチクだなんて。。。
今までうちの前でバクチクなんてする子は一人もいなかったのに、なんで??
なんで今日に限って??と頭の中は???マークで一杯でした。

その子供達はバクチクを怖がってるクリオに気付かなかったの?
あんなに大きな音を立てて暴れるのに??
きっと必死でもがいて逃げようとしたのでしょう。
柵を飛び超えようとして、でも、リードの長さが足りず向こう側へ着地する事が出来ずに首を吊った状態でした。。。

どんなに苦しかったでしょう。
もがいた爪の後も柵にしっかり残っていました・・・。

自分も恨みました。
なんでもっとリードを長くしておかなかったの?と。
あと30cm長ければ命を落とすことはなかったのに。。。と。
そして、その子達をも恨みました。

ひっ捕まえてぶん殴ってやりたい気持ちでした。
でも、公道はみんなのもの。
そこでバクチクをやってはいけないという法律はありません。
しかも証拠もありません。
どうにもならず、亡くなったクリオに対して私たちは何もしてあげる事ができなかったのです。

一体なんの為に我が家に来たのか・・・。
まだ一緒に暮らし始めて間もなかったのに・・・。
クリオは個別葬にしてもらい、小さな骨壷に入って今でもこの部屋にいます。

来年、暖かくなったらそろそろ我が家の庭へ返してあげようかなって思ってます。

読んでくれた皆様。
重い話を最後まで、どうもありがとうございましたm(_ _)m

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